平成27年8月7日(水)9時30分~11時30分
丸子宇津ノ谷トンネルに近くの、静岡県警察機動隊を、長田地区保護司の鈴木須美子様のご協力を得て、地域の方々と小学生13名を含む計30名で見学してきました。
初めに、機動隊の歴史と組織と仕事の説明を受けた後、特殊車両や水深5メートルのプールを使った水難救助部隊の訓練を見学しました。また、ピンと張り詰めた道場の中で、警察特有の術技である『逮捕術』を見学しました。被疑者や犯人の逮捕、拘束、連行だけでなく、護身術としても使う技だそうです。女性警察官の模範試合では、子供達が時間を忘れるくらい見入ってしまうほどの迫力ある試合でした。
鈴木様は、『この見学を通して、子供達に将来の夢や仕事を考える機会にしてほしい。』と話してくださいました。
【参加者の感想】
★初めて機動隊訓練施設を見学させていただきました。 笑顔の爽やかな隊員の皆様が、子供達に解り易く、興味が湧くように工夫しながら説明したり、実際の 訓練を見せてくれました。災害や犯罪など万一に備えて日々厳しい訓練をし、特殊な技術を習得して私達の生活の安全を守る仕事をしている人達が身近にいる事を、子供達が知る良い機会だったと思います。(長田東小)
★普段見学できない訓練や制服姿を拝見し、勉強になりました。隊員の方々が、子供達に優しく親切丁寧に説明してくださる姿を見ていると、厳しい訓練をしている事や、普通の生活では考えられない事態に備えている事を感じさせない雰囲気で、特に水難救助部隊の隊員の方のお話は興味深いものでした。(長田北小)
★玉のような汗を流しながら訓練している姿が、とても印象に残りました。事故、自然災害による救出作業は悪条件となり、体力、精神力共に最もハードなお仕事だと感じました。 訓練ごとの制服装備スタイルで、一緒に写真を撮らせてもらえたり、明るい応対をして頂き緊張がほぐれ嬉しかったです。(川原小)
★娘二人と初参加でした。機動隊の知識は全く無かったのですが、特殊車両見学や救助作業体験など、他では出来ない経験ができ、機動隊の方々の大変さを少し知ることが出来ました。普段から剣道や柔道などで心身共に鍛えている隊員の皆さんの努力で、日本が支えられていることが分かりました。(長田西小)
★機動隊の活動を、スライドを使い詳しく勉強させて頂きました。災害救助、警護など体力勝負となる任務の為、若い警察官(平均年齢24歳)を中心に構成されているそうです。目の前で、スキューバ潜水隊の訓練の様子や、屋外で特殊車両の説明の後、実際に車両に乗せて頂いたり、災害救助訓練など、貴重な体験をさせて頂きました。一人一人の隊員の方が国民の命を守る為に、日々気が遠くなるような厳しい訓練を重ね、いざという時の為に鍛錬を怠らない姿に感動しました。(長田南中)
【子供達からも感想が寄せられました】
☆初めて機動隊の見学をして楽しかった。ダイバーの酸素ボンベを背負ったらすごく重くて驚いた。色々な車両に乗せてくれたり災害のときに使う道具を使わせてくれてうれしかった。(長田東小4年)
☆機動隊の中に、いろんな役目の仕事が何種類もあって驚いた。僕はその中でも「S~最後の警官~」に出てるような機動隊員が一番カッコよかったです。(長田北小3年)
☆逮捕術や剣道の練習の様子に驚きました。また見学に行きたいです。(長田西小6年)
☆暑い中、一生懸命訓練しているところがすごく頑張っているなと思った。(長田西小3年)
☆いろんな装備の服装があってびっくりした。青のレスキューの服がカッコ良かった。(長田西小1年)
☆落下した人を救助する体験が面白かった。また見学に行きたいです。(長田西小1年)
☆訓練をして人の為に頑張っている事がすごかった。色々出来て楽しかったです。機動隊の仕事がしたくなりました。(川原小2年)
(担当:長田西中学校)