開催日時 平成29年6月6日(火) 10:00~12:30
開催場所 静岡市民文化会館 大会議室
参加者 市P連会長・副会長(母親担当)、市P連母親正副委員長、各正副ブロック長、各単P母親委員、事務局、計188名
内容
・市P連会長挨拶
・市P連母親委員会・事務局メンバー紹介
・各ブロック活動テーマの発表
・里親会会長による講話
・情報交換会
静岡市内1~12ブロック(葵区・駿河区・清水区)の小・中学校のお母さん方、総勢188名もの皆さんが大集合!賑やかな全体会の始まりです。
各ブロック発表では、今年度の「活動テーマに込めた思い」をブロック長さんに語ってもらいました。母親である私たちお母さんが心も身体も元気で笑顔であることが、子どもたち、だんな様、そして家族を支える何よりのチカラとなること、いろんな学校のお母さん方との出会いや、いろんな活動を通して、リフレッシュ&スキルアップはもちろん、毎日のいろんな思いをここで一度リセットして、新たな気持ちでまた家庭に戻って欲しい、そんな熱い思いが伝わってくる発表でした。
これから1年間の各ブロック盛り沢山の活動が楽しみですね!
今年度母親委員会では、『家庭』にスポットを当てて、家庭の持つ力や担う役割について改めて考えていきたいと思っています。そしてそのひとつのきっかけになればいいなと、今回「里親」について知る機会を作ってみました。
最初に、NPO法人静岡市里親支援センター事務局長、望月秀樹さんに「里親制度」について資料とともに教えて頂いた後、市P連監査役でもあり、里親会会長の眞保和彦さんから、体験談を盛り込んだお話しをして頂きました。
皆さん、知っていましたか?実親と一緒に暮らせない子どもたちが全国に47000人・・・・、そしてここ静岡市内だけでも140人あまりもの子どもたちが自分の家庭を知らずに育っているという悲しい現状を・・・・。
それぞれの家庭に、それぞれの事情があり、子どもたちが抱えているものもそれぞれ違って。そんな子どもたちが一緒に暮らし始めて戸惑うのは当たり前のこと。眞保さんも何回も何回も仕切り直して向き合ってきたそうです。どんな子どもにとっても、やっぱり家庭を知って成長していくことが何よりも大事で、『家庭』の生活の大切さを、眞保さんは強調されていました。
またこんな事も・・・・「自分は男で良いとこどりだから、日常生活ずっとそばにいる奥さんは、また思いが違うのでは」と。里親になりたいと思っても、夫婦の合意だけでなく、我が子も含めた家族全員の理解と協力が必要で、その壁を越えて、「里親」という家族のあり方を受け入れている眞保家の絆の深さに感銘を受けました。それと同時に、今自分たちにできることを考えた時、まずは母親として、今ある自分の家庭・家族を大切にすること。すべての子どもたちが育っていく地域の1人として、この現状を知り、理解すること。さらには、心ない言動で傷つけてしまったりすることが間違っても無いように、身近にある状況に配慮することも大切なのではないでしょうか。
その後の情報交換会では、「家族を想う時」と題し、くじ引きで決めた6人グループに分かれて、講話を聴いての感想や、家庭で大事にしていること・子どもへの言葉がけで心掛けていること・親子の時間の作り方・・・・などなど、自分自身の家庭を振り返る時間を共有することができました。
役員会、全体会を無事開催できて、ホッとしています。次の母親委員会の活動は・・・・「天使のポエム」ですねー!
今年度も、子どもたちの心のポエム、楽しみに待ってます!