◆開催日時 平成26年9月6日(土)
◆開催場所 静岡市立高校 視聴覚ホール
◆参加者 206名(市P連正副会長、各単位PTA校母親委員、各単位PTA会員)
◆後援 静岡ライオンズクラブ様
○静岡ライオンズクラブ 小嶋善吉会長ご挨拶
本日は静岡ライオンズクラブの会長 小嶋善吉氏がお見えになり、ご自身がPTA会長だった頃、また母親委員会発足時のお話も頂き、子ども達のよりよい環境のためにPTAも学校にすべてを託すのではなく一緒に努力していくことが必要とのお話をして下さいました。
○ 「薬物乱用防止」についての講話
◆講師 静岡ライオンズクラブ 杉山 穣指導員
内容 薬物の種類、薬物を使った場合の効能とその恐ろしい副作用について詳しく教えて頂きました。テレビなどで見る芸能人の事件も記憶に新しく、また危険ドラッグの売人はクラブやイベント会場、ゲームセンターなどにも多く、甘い言葉で近づいてくるというお話でした。危険ドラッグによる事件、事故が多い中、子ども達のためにも大人が薬物について正しい知識を得ることは
大変重要だと感じました。
また、静岡ライオンズクラブには7人の薬物指導員がいらっしゃり、単P・ブロックのPTA活動の際に薬物防止の講話の希望があれば、取り計らって下さるそうです。
〇母親委員会ブロック共通情報交換会にむけて「家庭学習」についての講演
◆演題 「家庭学習の質の向上」 ~これからを生き抜く子どもたちが必要な力を学校とともに育てよう~
◆講師 常葉大学大学院教授 黒澤俊二 氏
◆内容 今の子どもたちにはただ生きるのではなく「生き抜くための力」が必要な時代になっています。一保護者として、また一PTA会員として、どう学校と連携して子ども達の力をのばしていくかをお話し頂きました。
◆感想 黒澤先生の著書を読んだ際にははっきり判らなかった内容が今回、大変身近なわかりやすい例でご講話下さり、感動しました。教育の原点は赤ちゃんがハイハイしてから立って歩くまでの過程を経る時の母親の姿だそうです。まずは、仕掛け(子どもが興味を持って、そちらに動くように、アンパンマンの人形を置いたりする)-それを見守る(他と比べることも、焦らすこともなく時間をかけて)-各段階で喜び、ほめる。それが子どもを伸ばす方法そのもの・・・・というお話に母親委員からは大きなうなづきや感嘆の声があがりました。学校との連携はもう一度、学校目標・学年目標・学級目標を確かめ、それを応援する姿勢でクレームではなく保護者も一緒に学級経営するという視点で関わることが大切だとお話し頂き、学校とのコミュニケーションをそこから見直したいと思いました。
今後、「家庭学習」についての情報交換を各ブロックで行います。ぜひ、皆さん、いろんなご意見、また、講演会の感想、もしくは今、悩んでいること、困っていることなど、出し合って母親委員全員で考えてみましょう!!