実施日時:平成25年7月27日(土)
実施場所:グランシップ 11階 会議ホール「風」
内容:講演 演題 いのち「明日へ繋がる人とひとの想い」
参加者:静岡市単位PTA保健体育委員及び環境委員他
感想
復元納棺師として株式会社「桜」の代表を務める笹原留似子氏を講師にお招きし、約2時間の講演をしていただきました。
納棺師として、亡くなられた方のご家族にどう向き合うのか、ご家族の想いを最優先にご配慮しながらご遺体を復元する様子を映像を交えてお話してくださいました。
日本中を震え上がらせた東日本大震災。大規模な環境破壊により、社会環境・家庭環境・教育環境あらゆる環境破壊の連鎖がありました。その結末として、予期無く死を迎えられた方々。残されたご家族・・・被災された方々の悲しみと嘆きは私たちには図りしれません。笹原先生は、ご自身も被災されながら亡くなられた方の想いを代弁するかのように懸命に復元ボランティアに没頭されました。残されたご家族が前を向いて歩いていけるようにと・・・
「明日生きる保障はない」
生きているということを「意識して生きる」
この二つの言葉が印象に残りました。
意識せず、あたりまえに生活している中では何も気付けない。
子ども達には、あたりまえのありがたさや普通に日常生活ができることを感謝できるようになってほしいな、と改めて思いました。
お忙しい中研修会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。アンケートにお寄せいただいたご意見は、今後よりよい活動にするため活かしていきたいと思います。
研修会を開催するにあたり、保健体育委員長をはじめ市P連役員の方々、事務局、市P連保健体育委員会の皆様、環境教育委員会の皆様のご協力をいただきましたことを、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。