本年度、静岡市PTA連絡協議会(以下市P連とします)の会長に推挙していただきました、尾崎行雄と申します。私は葵区出身で、高校2年生の娘と中学2年生の息子の父親であります。所属PTAは、静岡市立藁科中学校でございます。
私は、昨年度会長を務め2年目になりますが、これまで8年間市P連の組織に所属させていただき、副会長や理事や単位PTA会長として市内124のPTA関係者と交流し、子どもたちの育成について共に学んできたことを今年度の活動に生かしていきたいと考えています。この広い静岡市の中には、各校PTAの先進的な活動や各ブロックの素晴らしい交流や研修など、皆様にお伝えしたい優れた事例は数多くあります。本協議会を軸にそれぞれのPTAが更にネットワークの輪を広げ、意見の交換を盛んにしていきましょう。
また、私たち市P連の理事会のメンバーは教育に関係する諸団体の会議にも大勢出向させていただいています。学力・体力向上専門家委員会や学校応援団運営協議会、通学区域審議委員会、学校給食検討委員会、特別支援教育検討委員会などをはじめ様々な対外団体の皆さんと意見交換をさせていただき、子どもたちを取り巻く教育環境整備について多くのことを学びながら、検討をしています。少しずつでも子どもたちの育成環境が向上していきますように、本協議会が努力してまいりますので、皆様が抱える諸問題を出し合っていただき、対外団体への協力を呼びかけていきましょう。
本年度は、第44回日本PTA関東ブロック研究大会静岡大会が第60回静岡県PTA大会と同時に静岡市で開催されます。県P連が主催する大会ではありますが、グランシップをメイン会場に行われますので、私たち市P連の仲間の多くが2日間にわたる運営に携わることになります。皆様にご負担をかけますが、このような大きな大会は20年周期ぐらいでしか回ってきませんので、またとない秀でた研修の場と捉えて、関東一円の優れたPTA活動の事例を参考にしていただきたいと考えます。各学校の皆様のご協力をお願い申し上げます。
結びに、震災後一年経ちますが、あの災禍以来、多くの日本人が忘れかけていた「絆」や「つながり」の大切さに気づき、それぞれが自分にできることをしたいと思い、時に連携し様々の行動を起こしてきました。しかし大人が安全よりも利益や経済効率を優先してきた結果、これほどまでに深刻な問題を生じさせたのも事実です。私たちはこの経験を決して忘れることなく、子どもたちに未来を託していかねばなりません。子どもは、一歩先を歩いている存在です。温故知新という言葉がありますが、大人は温故、子どもは知新と捉えてもいいでしょう。大人は自分たちのやった素晴らしいことも、そして間違いも、全てをきちんと子どもに伝えていき、子どもたちに後を任せることです。子どもたちには、立派に未来を創る能力があります。それを信じて子どもたちを夢のある将来へ送り出す勇気と賢さを私たち大人が持っていこうではありませんか。
昨年も書きましたが、私は小学生の時から「行雲流水」という言葉が好きです。こだわりも必要ですが、雲が行くように水が流れるように大局を見据えていきましょう。
一年間よろしくお願いいたします。
静岡市PTA連絡協議会会長 尾崎行雄
「心を、夢を、伝えつなげよう!未来ある子どもたちのために」
~夢中に生きる、悠々と生きる姿を子どもたちに示していこう~
平成24年度 静岡市PTA連絡協議会 活動方針
家庭の中で大人が、起床から食事、労働、就寝まで、規則正しく生活をしている姿を子どもに見せる必要があります。子どもの頃に体感した生活のリズムは、一生のものです。PTAでは、「あいさつ運動」とともに、基本的生活習慣の「親のふりかえり運動」も推進していきます。
毎日の生活の中ではもちろん、自然体験活動や地域の行事などに子どもと参加することで、多くの体験をすることは、子どもの心を豊かにし社会性が身についていきます。成功も失敗も共に体験することで親子のきずなが深まり、子どもと夢を共有できるようになります。子どもと協働できるPTA活動も増やし、参加を求めるよう推進していきます。
学校との関係を緊密にして、お互いの理解、情報の共有化を図って、子どもたちのために生活しやすい学校にする支援をしていく。静岡式35人学級や新学習指導要領の完全実施などに伴う学校の負担を理解して、環境整備などPTAにできることを推進していきます。
各校PTA会長の集まりで組織されるPTA連絡協議会であります。「子どもたちのために」を基本にした同じ思いを持って協力し合い、県PTA大会を含む関東ブロック研究大会と静岡市PTA大会を成功に導き、より良い研修の場とする。
各学校のPTA活動での成果や課題を意見交換し、参考にすることで活動しやすいPTA環境づくりを推進していきます。情報を早く共有することで教育団体への協力も要請していきます。
情報を得た後の行動を素早く起こし、子どもたちの健全な育成のためにPTAの組織で出来ることを実行していく。また外部組織にも意見具申をして、市P連組織が活動しやすい環境を保つ。
平成24年度も市P連活動にご協力ご支援お願い申しあげます。 以上
ブロック | 役職 | 氏名 | 所属PTA |
5 | 会長 | 尾崎行雄 | 藁科中 |
3 | 副会長 | 杉山 純 | 竜爪中 |
6 | 副会長 | 北川 徹 | 大里中 |
12 | 副会長 | 浅野勝哉 | 蒲原中 |
1 | 副会長 | 堀住京子 | 安倍川中 |
文章 | 母親委員長 | 文章 | 文章 |
1 | 理事 | 岡村英慈 | 美和小 |
文章 | 保健体育委員長 | 文章 | 文章 |
2 | 理事 | 鈴木智之 | 竜南小 |
文章 | 広報委員長 | 文章 | 文章 |
3 | 理事 | 紅林和秀 | 観山中 |
4 | 理事 | 三澤倫弘 | 玉川小・中 |
5 | 理事 | 宮本卓明 | 清沢小 |
6 | 理事 | 芝原裕明 | 宮竹小 |
文章 | 環境教育委員長 | 文章 | 文章 |
7 | 理事 | 眞保和彦 | 東源台小 |
文章 | 会計 | 文章 | 文章 |
8 | 理事 | 竹内秀治 | 長田南小 |
9 | 理事 | 吉田光宏 | 清水有度第一小 |
10 | 理事 | 藤浪哲也 | 清水第五中 |
文章 | 校外生活育成委員長 | 文章 | 文章 |
11 | 理事 | 市野智一 | 清水飯田小 |
文章 | 成人教育委員長 | 文章 | 文章 |
12 | 理事 | 大木健次 | 清水宍原小 |
9 | 顧問 | 佐野嘉則 | 清水有度第一小 |
監査 | 山﨑浩司 | ||
文章 | 文章 | 金子久美子 |