12月1日、静岡市教育長(教育委員会児童生徒支援課)から市内各小中学校に、本市の新型コロナウイルス感染者増加に伴い、児童生徒の健康・安全を確保するため、学校内における感染防止対策を強化するよう通知がありました。同時に、各家庭に協力依頼もありました。学校から保護者向けに
「新型コロナウイルス感染症防止対策強化へのご協力について(お願い)」との文書の配布がなされたかと思います。学校での指導強化の取組を理解していただくとともに、児童生徒の安全確保のため、各家庭においてご協力をお願いします。
1.感染防止対策強化の実施期間
・12月7日(月)から年内をめどとする。ただし部活動は12月5日(土) から。
・実施期間の終期については、年末年始の人々の移動の影響を見極めて再度 判断します。
2.感染防止対策の強化点(概要)
(1)感染源を断つこと
①発熱等風邪の症状がある場合は登校しないことの徹底
・児童生徒が欠席する場合は、家庭学習の指示や見届けなどをする。
②登校時の健康観察
・同居家族の健康状態の把握をする。
(同居家族に風邪症状が見られる場合は、できるだけ児童生徒の登校を控えるようお願いする。)
③その他
・同居家族に風邪などの症状がある場合は他の家庭との行き来について控えるよう保護者にお願いする。
(2)給食指導について:再確認事項および新たな対応(下線部)
・給食当番でない児童生徒は、丁寧な手洗い(または手指の消毒)を行い自分の席に座り静かに待つ。
・給食当番は、丁寧な手洗いを行い、食缶などを受け取りに行く前・配膳する前に消毒をする。
・給食を配膳してもらうときは、少人数で取りに行く。配膳で並ぶときには、他の者との間を1メートル程度あけ密にならないようにし、声を出さずに並ぶ。
・喫食時以外の場面では必ずマスクを着用する。給食を食べ終わった児童生徒は、マスクを着用する。
(3)教科指導について
これまで以上に可能な限りの感染対策を行った上で、学習指導を行う。特に児童生徒が長時間、近距離で対面式となるグループワークや近距離で一斉に大きな声で話す活動などは可能な限り避け、学習保障上どうしても実施する必要がある場合には、距離を取る・対面式にしない・大きな声を出さない等のリスクを下げる対策を取り、慎重に検討した上で実施する。
(4)人権尊重の観点に立った指導・支援について
新型コロナウイルス感染症は、誰でも感染しうるものであり、感染者及びその家族などへの差別・偏見・誹謗中傷などは、決してあってはならない。これらが生じないよう発達段階に応じて指導をしていく。
(5)部活動について
・対外的な活動は、市内のみとする。
・市内における対外的な活動及び市外における上位大会の参加については、担当教員のみで実施を決定するのではなく、保護者の同意を得た上で、学校として必要性を判断する。
・部活動の参加については、各家庭の事情を考慮する。
3.その他